「怒り」を読みました
文庫版で「怒り」を読みました。
吉田修一さんの作品を読むのは、「悪人」以来かな。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/01/21
- メディア: 文庫
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複数の登場人物の話が切り替わりながら進み、ストーリーがどこに向かっていくかはまだ見えて来ない。上巻なので大きな盛り上がりは無いのだけれど、続きが気になって仕方ない。誰が誰でどうなのか、早く知りたい。
- 作者: 吉田修一
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2016/01/21
- メディア: 文庫
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人は、何を根拠に相手を信じるのか。相手の言動や態度、表情、そういうものだと思っていた。でも、それが自分にとってどんなに理想的だとしても信じられるとは限らない。もしかしたら、相手が信頼に足るかどうかではないんじゃないか。裏切られるような自分ではないということ、仮に裏切られても立ち直れる自分であるということ。最終的には、相手のことを信じる自分を信じられるかどうか、なのかもしれない。
そんなことを考えた作品だった。彼らのことを思い、余韻が長く残る。山神の事情、もう少し知りたかったけれど、別にいいかなとも思う。
映画も観たくなりました。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2017/04/12
- メディア: Blu-ray
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槙 洋平 - 渡辺謙
槙 愛子 - 宮崎あおい
田代 哲也 - 松山ケンイチ
明日香 - 池脇千鶴
藤田 優馬 - 妻夫木聡
大西 直人 - 綾野剛
藤田 貴子 - 原日出子
薫 - 高畑充希
田中 信吾 - 森山未來
小宮山 泉 - 広瀬すず
知念 辰哉 - 佐久本宝
南條 邦久 - ピエール瀧
北見 壮介 - 三浦貴大
早川 - 水澤紳吾
妻夫木くんは日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞をもらってましたね。彼が演じた藤田優馬もそうですが、それ以外の登場人物もそれぞれみんなけっこうなクセがあるので、どんな風に演じられているのか気になります。
GLOW4月号付録ムーミンポーチのサイズ感
恐怖の社員食堂 後編
さて、後編いってみまーす。
変わりカニ玉うどん
生ぐさくって温度は人肌。
カニ玉というよりは、クレープみたいな卵。
どんぶりではなくて、お皿に盛ってある。
付け合わせのほうれん草は、ショウガの味だけが口いっぱいに。
イタリアンチキンカツ
「イタリアンなんて言ってどうせケチャップかけてあるくらいでしょ」という予想を裏切り、どう見ても食べても普通のトンカツ。みんな定番のウスターソースをかけている。
どこが「イタリアン」なのかと思いきや、 いつもは存在しないイタリアンドレッシングが置いてある。キャベツにかけて食べろということらしい。
注:このメニューは何度か登場し、しまいには「チーズが入ってる?」と幻覚発言する人も現れた。
鯖の味噌風味焼き
文房具くさい! 粘土くさい! 鼻を近づけなくてもくさい!
裏返すと、奇妙にうっすらオレンジ色。これが味噌風味ということですか?
今まで生きて来て例がない程にまずくて、親指の爪サイズ位しか食べられなかった。
だって臭いし。粘土味だし。一口食べて「うっ!?」ってなること、本当にあるんだ!
仕方ないから付け合わせのおかずで食べようとしたら、恐ろしいことにすべてのおかず達が粘土味だったのです! 梅干だけでごはんを食べきったのでした…。
さすがに残す人続出だったその日、食堂のおばちゃんは「みんなサバを残してるけど、嫌いなのかしら?」と。
「臭くて食べきる自信がありません」と訴えた人の言葉を受け、味見をし、「これは食べられないわね。申し訳ございませーん」と言いながら頭を下げたのでした。ニオイで気づいてー!
以上、本当にあった恐怖の社員食堂のお話でした。