頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

4月17日(月)

旦那様の転勤で九州に移り住んでいた旧友が、2年半ぶりに戻ってきた。近くに来る用事があると連絡をもらい、一緒にランチ。

インドカレー食べながらいろいろ話した。

彼女は中学生の時に無理に着物を着せられて以来、着物を嫌いになり、成人式でも自分の結婚式でも着物を着なかったらしい。しかしふとしたきっかけから、娘に着せることもあるかもと九州の地で着付けを習い、そうしたらすっかりその魅力にハマってしまったとか。こちらでも続けたいと言っていた。

そういう話を聞くと、人生ってわからないものだなあと思う。成人式の頃の彼女に、将来は着物を大好きになるよと伝えてもまさかと思ったでしょう。

人生半分くらいきて、もっといろいろ挑戦しておけば良かったと思うことが多くある。でも行く末はまだ未知数なんだなと思ったら、少しワクワクした。

4月16日(日)

イースターやろうね、としばらく前から長女に誘われていたのだけれど、イースターって何よ。ガス代って誰よ状態。

とりあえず、卵料理を食べて卵の殻に絵を描いて卵で遊べばいいのらしい。100均にたまごのオモチャ?が売っていると知り、それにお絵描きしようと前日に探しに行くも、売っていなかった。イースターの気配すらなかった。仕方なく帰宅し、ダンナさんが調べてくれたやり方で生卵の中身を抜いた。これが意外と楽しかった。次女はひとつ割って2個目で成功。

当日は、朝からたまごゴハン。大きなオムレツと、ゆでたまご。エッグラップっていうのをみんなで順番にやってみた。ゆでたまごの殻に巻いてお湯に入れると、縮んでくっつく。カラフルな見た目の卵になった。何だか急にイースターっぽい。
f:id:utsubocoffee:20170418081608j:plain

夜、中身を抜いて乾かしておいた卵の殻に、お絵描きをした。平面に何か描くよりもずっと面白くて、つい夢中に。

卵にお絵描きした後は、たまごさがしゲームして、バランスゲームして、またたまごさがしゲームして、私はシロノワールっぽいの作って、盛りだくさんだった。長女は興奮したのか、なかなか寝つけない様子だった。

いまだにイースターよくわかってないけど、楽しかったからいい。使った卵……20個。かかったお金……600円くらい。イベントがもたらしてくれた楽しい時間……あれね、あれ。

4月12日(水)

お仕事。以前、私のことを「すごく苦労してきたみたいな顔してるね」と評したお客様が来店。レジで遭遇したら、今回は「優しい顔だねえ」「風光明媚な名字だ」「いい奥さんになるよ~」「普通にしてるより笑った方が断然良くなるね」など。

みんなにいろんなこと言うお客様なのだけど、言っている内容はもしかしたら、他のお客様が感じることと大体共通しているのかもしれない。『風光明媚な名字』以外(笑)。聞き流さず、伸ばせるところは伸ばそうと思ったのでした。

ダンナさんがちらりと、曜日が進むごとに気力が削られて金曜日まで持たないよーと話し、それを聞きつけた長女が立ち上がった。取り出したるは、長女のバイブル「クスリごはん」。

おいしく食べて体に効く!クスリごはん

おいしく食べて体に効く!クスリごはん

心に効く『玉ねぎとベーコンの重ね蒸し』を作るから手伝ってとお願いされ、玉ねぎの輪切りなどで私も参戦。玉ねぎやベーコンの効能よりも、長女の気持ちがダンナさんの心に効いたみたいだった。

4月11日(火)

浅田真央ちゃんが引退ということで、テレビは朝からそのニュースで持ちきり。こどもたちも気になったようで、ソチオリンピックの時のノーカット映像が流れたらふたりでじっと見入ってた。長女が次女に、「トリプルアクセルこの人しかできなかったんだって!」と解説してた。たぶんあまり正確ではないけど。

長女が「こんなにできてすごいね。わたし絶対できないよ」と驚いているので「ものすごくたくさん練習したんだって」と言ったら、「いっぱい練習したんだね。わたしもピアノいっぱい練習しよう」と言っていた。スケートに興味がないうちの子にも影響を与える真央ちゃんすごいな!

仰天ニュースでは、中国だかの断崖絶壁にあるという通学路が紹介されてた。班長さん生活にやや慣れてきた様子の長女も、この通学路では班長さんできないよと言っていた。そうだねこんな道なら周りがさせないだろうね、近所の運動神経抜群Sくんにお願いしようということで話がまとまりました。

本屋大賞が決まりましたねー。「蜜蜂と遠雷」、いま読んでいるところ。とあるクーポンで80パーセント引きで買えたので、電子書籍で。スマホで読めるから暗い寝床でも大丈夫~なんて思うせいか、逆になかなか進まない。

4月8日(土)

長女の提案でお花見に行くことになり、昨日のうちにお弁当作り。長女がリーダー、ダンナさんと次女がお手伝い、私は見守り係。2段のうち1段はすべてフルーツという不思議ラインナップなお弁当になったけれど、みんなで楽しく完成させた。

しかし、起きたら雨。ダンナさんが早起きして、紙で桜の花をたくさん作ってくれていた。私も途中から手伝って、テーブルのクリアなマットの下にはさんで飾りつけした。長女は雨と知ったとき泣いたけど、起きてきてテーブル見たら笑顔が出てた。次女も花ひとつとキノコと葉っぱを作ってくれた。お花見気分でお弁当を食べた。

午後は少しお買い物に出た。次女が大好きなくら寿司で次女のお誕生日をお祝い。帰宅後は、ケーキ食べて、利きコーラ大会(コカ・コーラコカ・コーラゼロ、コカ・コーラ糖類ゼロカフェインゼロ、コカ・コーラプラス)して、ポテトゲームした。

たのしい1日!

立体視

立体視って知っていますか?3Dステレオグラムと言われたりもしていると思います。流行った時期がありましたよね。私、これが大好きなんです。

知ったきっかけは、大学生の頃に受けた、国語表現論という教科の授業で。なぜ国語表現論の授業で立体視だったのかはキレイサッパリ忘れてしまいましたが、ある日、砂嵐みたいなものが写ったプリントを配られたのです。

プリントよりも遠くを見ていると、違う何かが見えてくると。

f:id:utsubocoffee:20170329155218p:plain
検索するとたくさん出てきますが、貼りつけていいかどうかわからなかったので、この画像は私が作ってみたものです。StereoPict というソフトを使いました(ベクターにあります)。

どうでしょうか? 見えるかな?

見えないという方は、画像の上についている2つの点に注目してください。そして、その点が3つに見えるように、見ている場所(遠さ)を調節してみてください。画像の向こう側を見る気持ちで。点が4つになったり2つに戻ったりするかと思います。そのうち、ばしっと3つになるところが見つかります。そうしたら、そのままそっと画像の方に目を移してください。

ほらっ。見えたでしょ?

私はその授業の時間内では見ることができず、帰ってからも気になって何度も試していたところ、何とかその日のうちに見ることができるようになりました。

その時の感動と言ったら! 自分の目の力なのか脳の力なのかは知りませんが、とにかく自分の見方ひとつでこんなにクリアで奥行きのある世界が平面上に作り出せるなんて!

そこからはもう立体視の虜。そういった画像を集めた本が出ていることを知り、夢中で買い漁りました。どんどん上達していき、一瞬で見ることができるように。一時は、履歴書の特技の欄に書きたいと思っていたくらいです。

初めて買ったのはこの本でした。いろいろなパターンのステレオグラムが載っています。写真を使ったものも。この表紙のサムネイル画像でも立体視できるので、できる方は見てみてください。

平行法と交差法という2種類の見方があることも知りました。平行法は、さっき書いたような遠くを見るような目で見る方法。交差法は、寄り目をして画像よりも手前にピントを合わせて見る方法です。

同じ画像を両方で見た場合、平行法と交差法では凸凹具合が反転して見えます。例えば上の画像だと、中心の三角錐のようなものが、平行法だとこちらに飛び出し、交差法だと奥に引っ込んで見えます。

絵がふたつ横に並んでいるタイプのまちがいさがしでは、立体視ですぐに答えがわかります。ふたつの絵で違いのある場所がチカチカして見えます。

お試しあれ~♪

4月2日(日)

招待券があると妹に誘われ、銀座松屋のリカちゃん展へ。最終日直前の日曜日だったせいか、かなりの混雑。

前のひとの進むのに合わせてこちらもにちにちと進む。会場は暑いし、こどもたちのことも気にかけないといけないし、とても疲れた。

でも楽しかった! 50年のリカちゃんの歴史。顔が変わったり背が伸びたり、彼氏が変わったり親が代替わりしたり。そうやって生き延びてきたんだねえ。

こどもたちはさすがに女の子で、ちょっとびっくりするくらい丁寧に見て回ってた。次女は、展示されている古いオモチャをどれもこれも欲しくなり、でも買えないものだからキレ気味になっていた。しまいには「もっと早く生まれたかった」と言っていたのが面白かった。

f:id:utsubocoffee:20170404000012j:plain
最後のエリアのコラボリカちゃんだけ撮影OKだった。これは さがほのか

f:id:utsubocoffee:20170404000056j:plain
アリアナ・グランデちゃん。