頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

小学生にオススメの児童書 、というより私が昔とても好きだった本

小さい頃から本を読むのが好きでした。私が小学生の頃に読んで、大好きだった本をメモします。どれも何度も読み返していました。
もしかすると、今では手に入りにくいものもあるかもしれませんが、どなたかのアンテナに引っかかって読んでもらえたらとてもうれしい。

  • デブの国ノッポの国

デブの国ノッポの国 (子どものための世界文学の森 18)

デブの国ノッポの国 (子どものための世界文学の森 18)

長いエスカレーターに乗るたびこの本を思い出すのです。最初のワクワク感がすごい。それぞれの国の様子が、それぞれに違うのが面白かった。
とにかく楽しいお話だと思っていたけれど、このたび改めて読み返してみたら、意外とシリアスな展開も含まれていた。楽しいところしか頭に残らなかったみたい。

  • チョコレート戦争

チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

食べ物モチーフに弱いのは、昔からだったのか? 売り物やチョコレートのお城がおいしそうだった。ストーリーは、イヤな大人が出てきたり、疑われたり、ハラハラする展開。

おちゃめなふたご (ポプラポケット文庫 (412-1))

おちゃめなふたご (ポプラポケット文庫 (412-1))

シリーズ物。イギリスの全寮制の学校のお話。トラブルが起きても最後はめでたしめでたし。ふたごたちもいい感じに心が成長。どのシリーズもそれは同じで、パターン化しているところもあるんだけど、そこがいい。

  • さと子の日記

さと子の日記 (1982年)

さと子の日記 (1982年)

先天性胆道閉鎖症という病気を持つ少女の日記。本人が暗くないので、読んでいてもあまり落ち込まないでいられる。それでも、自分と同じような年の子がこんな病気で闘って亡くなってしまうんだということには、少なからずいろいろと考えさせられた。

  • 大どろぼうホッツェンプロッツ

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

大どろぼうホッツェンプロッツ (偕成社文庫 (2007))

詳細は覚えていないんだけど、とにかく面白かった。ホッツェンプロッツたち、大どろぼうのくせに憎めないんだよねー。これもシリーズ物で、「ふたたびあらわる」「三たびあらわる」があります。

  • きつねの窓

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

きつねの窓 (おはなし名作絵本 27)

これは自分では持っていなくて、たしか学校の図書室で読んだんじゃないかな。それとも教科書だったかな。
読むたびなんとも言えない気持ちになり、強く心に残った作品。「窓」への憧れに近いような気持ち、物悲しいような気持ち。結末などこまかい部分は覚えていないのだけれど、いま読んだら、どんなことを思うんだろう。

  • 窓ぎわのトットちゃん

黒柳徹子さんが小学生の頃のお話。自伝です。エピソードがどれも楽しくて、読みやすい。
読んだ誰もが、トモエ学園みたいな学校に通ってみたいと感じたんじゃないだろうか。もちろん私も。小学校3年生の時に読んで、当時の担任の先生はとても厳しかったから余計にうらやましく感じたのかも。
黒柳徹子さんが黒柳徹子さんのまま大きくなれたのは、トモエ学園の存在が本当に大きいと思う。独特な子をのびのび育ててくれる学校、素敵です。

  • モモ

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

モモ 時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

小さな女の子モモのお話。時間どろぼうから時を取り戻そうと動いていく。周りとの関わり方、時間を取り戻す過程、どれも面白かった。モモの天真爛漫さと芯の強さが魅力的。
文字小さめで長いので高学年向けかな。

  • わたしがふたりいた話

わたしがふたりいた話 (講談社青い鳥文庫 3-1)

わたしがふたりいた話 (講談社青い鳥文庫 3-1)

自分がもうひとりだとか、鏡の中に別の自分がだとか、そういったお話は割とよく見かけるけれど、もしかしたら、一番最初に読んだそういうお話がこれだったかもしれない。
ちょっとこわいような、ワクワクするような、落ち着かない感じ。自分にも起こり得るんだろうかと想像してみた覚えあり。