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頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「怒り」を読みました

文庫版で「怒り」を読みました。

吉田修一さんの作品を読むのは、「悪人」以来かな。

怒り(上) (中公文庫)

怒り(上) (中公文庫)

上巻を読んだ時点での感想。

複数の登場人物の話が切り替わりながら進み、ストーリーがどこに向かっていくかはまだ見えて来ない。上巻なので大きな盛り上がりは無いのだけれど、続きが気になって仕方ない。誰が誰でどうなのか、早く知りたい。

怒り(下) (中公文庫)

怒り(下) (中公文庫)

下巻を読んだ後の感想。

人は、何を根拠に相手を信じるのか。相手の言動や態度、表情、そういうものだと思っていた。でも、それが自分にとってどんなに理想的だとしても信じられるとは限らない。もしかしたら、相手が信頼に足るかどうかではないんじゃないか。裏切られるような自分ではないということ、仮に裏切られても立ち直れる自分であるということ。最終的には、相手のことを信じる自分を信じられるかどうか、なのかもしれない。

そんなことを考えた作品だった。彼らのことを思い、余韻が長く残る。山神の事情、もう少し知りたかったけれど、別にいいかなとも思う。


映画も観たくなりました。

怒り Blu-ray 豪華版

怒り Blu-ray 豪華版

キャストが豪華〜。

槙 洋平 - 渡辺謙
槙 愛子 - 宮崎あおい
田代 哲也 - 松山ケンイチ
明日香 - 池脇千鶴

藤田 優馬 - 妻夫木聡
大西 直人 - 綾野剛
藤田 貴子 - 原日出子
薫 - 高畑充希

田中 信吾 - 森山未來
小宮山 泉 - 広瀬すず
知念 辰哉 - 佐久本宝

南條 邦久 - ピエール瀧
北見 壮介 - 三浦貴大
早川 - 水澤紳吾

妻夫木くんは日本アカデミー賞で最優秀助演男優賞をもらってましたね。彼が演じた藤田優馬もそうですが、それ以外の登場人物もそれぞれみんなけっこうなクセがあるので、どんな風に演じられているのか気になります。