頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「ホテル・ピーベリー」を読みました

近藤史恵さんの「ホテル・ピーベリー」を読みました。

買ったときには、裏表紙のあらすじをチラ見して面白そうだと思ったのだけれど、積んでいるうちにすっかり忘れて内容わからないまま読み始め。

舞台はハワイ。ヒロという町にある、小さなホテル。リピーターお断りで、滞在期間は最長3ヶ月までというちょっと変わったルールつき。そこに滞在する主人公と、数人の宿泊客やオーナーたちをめぐるお話。

前半は特に大きな出来事もなく、スピード感もなく、あまり入り込めず何となく読んでいた。

途中で事件が起こり、そこからはミステリーの要素もあり、ストーリーの展開を楽しめた。

トリックは面白かったけれど、わからない部分が少し残った。なぜ嫌いと言ったのか、なぜあの場所では態度が違ったのか。想像することはできるんだけど、確信は持てない。

読後、何となく物足りない気持ちが残ってしまった。面白くなかったわけではないのだけど。