「ホテル・ピーベリー」を読みました
- 作者: 近藤史恵
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: Kindle版
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買ったときには、裏表紙のあらすじをチラ見して面白そうだと思ったのだけれど、積んでいるうちにすっかり忘れて内容わからないまま読み始め。
舞台はハワイ。ヒロという町にある、小さなホテル。リピーターお断りで、滞在期間は最長3ヶ月までというちょっと変わったルールつき。そこに滞在する主人公と、数人の宿泊客やオーナーたちをめぐるお話。
前半は特に大きな出来事もなく、スピード感もなく、あまり入り込めず何となく読んでいた。
途中で事件が起こり、そこからはミステリーの要素もあり、ストーリーの展開を楽しめた。
トリックは面白かったけれど、わからない部分が少し残った。なぜ嫌いと言ったのか、なぜあの場所では態度が違ったのか。想像することはできるんだけど、確信は持てない。
読後、何となく物足りない気持ちが残ってしまった。面白くなかったわけではないのだけど。