頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

チョコレート工場の秘密

チョコレート工場の秘密 ロアルド・ダールコレクション 2
4566014118ロアルド・ダール クェンティン・ブレイク 柳瀬 尚紀

おすすめ平均
stars翻訳はともかく、児童書としては…
starsがっかり・・
starsじゃんけんのあとだし翻訳
starsうーん・・・
stars不愉快な翻訳

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久しぶりに本を読んだ。 「チョコレート工場の秘密」。 ずっとずっと読みたかったんだよー。ようこそ我が家へ!! この本、ものすごく面白かった。 ちょっと自分で可笑しくなるくらいワクワクして、あまりに楽しくてもったいないから途中でいったん読むのを中断したくらい。 結局その日のうちに読み終わってしまった。 いやー楽しかった! 活字だけでこんなにワクワクなんだから、もし実際にこんな体験をすることになったらきっとワクワク死にするに違いない。 とにかく映画は観たいなあ。 ケチをつけるとすれば、訳者のあとがきってやつが余計だった。 何か自慢げなんだよ。 名前が勝手に日本語チックな名前に変えられちゃってたのも不満。 ティーヴィー(TV)っていう名字がテレヴィズキーになってたり。 グループって名字がブクブトリーになってたり。 そういう意味が込められてるとは言え、何か無理に和訳した感があってイヤだったのよー。 元の名前が知りたいなあと思ってたらあとがきに書いてあったんだけど、『こういう風に訳さないと本当に訳したことにはならない。以前出ていた翻訳では名前がちっとも面白くない。前の訳者はわかっていたのだろうか』みたいなことまで書いてあった。 自慢げな感じー。キライー。 別にさ、無理に名前を変えなくても、カッコで意味を書いてくれるなり脚注で説明してくれるなりすればいいのになーとか思って。 そうなってくると、実は文章も意訳しすぎて変なことになってるんじゃないでしょうねえとか思ってしまうよ。 まあ読みやすかったし、内容はそのままだろうから、『楽しい作品!!』っていう感想には変わりないのだけど。 ってことで、逆に前の訳者さんの方で読んでみたくなっちゃってます。 でも手に入らないっぽいんだよねー。 それにしても。 やっぱり「食べ物」モノには弱いってことなんだろうかねぇ。 でも食いしん坊な自分はとても好きです。