頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

私の頭の中の消しゴム

TVで吹き替え版をやってたので観た。お子のお相手しながらだったので泣くほどは入り込めなかったけど、後半はかなり涙腺にグッときてしまったよ。主役の男の人がなかなかステキだった。ワイルドで。吹き替えの声の2人(谷原章介小西真奈美)は、顔の雰囲気が何となく似てるから合ってるなあと思った。 折に触れ「来世でも自分になりたいよねえ」とか「また同じように結婚して出産したい」とか「この記憶ってどうなっちゃうんだろう来世でも保持できるのか」とか言いながら切なくなったりしてるというのに、現世の状態で記憶がなくなっちゃうなんて本当に悲しすぎる。 (以下ネタバレあり) いくら新しい記憶から失われていくといっても、愛してる人に向かって前の男の名前で呼びかけて「愛してる」とか言っちゃうなんて、それが自分でわかってしまったら耐え難いと思う。あのシーンの気持ち、わかるなあって思った。 あと、チョルスさんのお母さんが最後はやけに優しい顔になってるのが不思議だった。あそこまで暴言吐いてたのに、刑務所から出してもらった途端に改心したってことなのかな?? 最後はきっともう一度思い出してくれるだろうと思ってたけど、やっぱりそうなったから良かった。でもなかなか「愛してる」と言わないから、『また忘れちゃわないうちに早く言ってよ〜』とやきもきしながら見ていたよ。