頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

氷菓

「春季限定いちごタルト事件」がなかなか楽しかったので、別作品を読んでみました。 違う作品ではあるものの、雰囲気は通じるものがあった。 高校が舞台、ちょっとした事件、謎解き、連作。 主役2人の感じもなんとなく似てるかな。 事件そのものは日常で起こりうるもので、大した規模じゃない。 図書館のある本が毎週借り出されているのはなぜか、とか。 これだけだとほんと大したことじゃないようだけど、実際に読むと確かに謎で、気になってしまうのよ。 高校生にしては小難しすぎるセリフ回しが『こんな言い方しないでしょー』と少し気になったけど、きっとこれが味なんだろうと思う。 んー、でもこれ自体はあまり好みじゃないな。 かと言って登場人物に魅力がないわけではないし、話も面白いので、続編も読みたいなと思ってます。 あと「氷菓」の謎について。 敢えて言葉の意味を説明しなかったのかな、と思った。