「私の家では何も起こらない」を読みました
恩田陸さんの「私の家では何も起こらない」を読みました。
丘の上の一軒家。幽霊屋敷のお話。
そんなに怖くなかった。えげつない怖さじゃなかった。起こっているできごとはけっこうえぐかったのに、どうしてかな。表現がキレイだったのかもしれない。
読みながら恐怖に打ち震えちゃうかもーなんて思って身構えてたから、怖さ的にはちょっと物足りない感じもあった。
でも内容は好み。
いろんな視点での語り口、それぞれの事情、本当にこわいもの。読後、しばらくあれこれ思い返した。