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「とっても不幸な幸運」を読みました

畠中恵さんの「とっても不幸な幸運」を読みました。

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

とっても不幸な幸運 (双葉文庫 は 18-1)

  • 作者:畠中 恵
  • 発売日: 2008/03/13
  • メディア: 文庫
 

畠中さんの現代物って初めて読んだ!
6話のお話が入った連作。

 

『酒場』という名の酒場でちょっと不思議なことが起こり、当事者は現実を見つめさせられ、ラストは優しく。

話が進むごとに、『酒場』と登場人物たちに愛着が湧いてくる。

 

さらっとしたトーンで語られているのに先が気になる展開。ついついどんどん読んでしまった。

 

序盤、義父がどういう流れで義父になったのか疑問に思ったのだけれど、詳しく書かれていないからしょっぱなで止まってしまい。だいぶ考えちゃった。危うくそこでやめそうになったけど、読み進めてよかった。好きなお話。