「箱庭図書館」を読みました
乙一さんの「箱庭図書館」を読みました。
これ、昔ハードカバーで買って何年も放置してて。ハードカバーは場所とるからと書庫整理した時に手放して、文庫で買い直してまたしばらく放置して。やっと…やっと読んだ…。積ん読にも程がある!
短編6つ入り。ひとつひとつのお話は趣きが違うのだけれど、繋がっているところは繋がっているので地続きのストーリーを読んだような感じも受ける。
町を舞台に、物語がちょっとずつ絡み合ってまとまって。タイトルに「箱庭」って入ってるのもしっくりきた。
なのになのに。
それぞれのお話の元ネタは別の人たち(素人さんのボツ作品らしい)から提供されていたなんて!
あとがきで知ってびっくり。
リメイクが並んでるだけだったらあまり何も感じなかったかも。違うお話の登場人物同士が繋がってるの、好きなんだよねー。愛着が湧いちゃうのです。