頭の中のあかない引き出し

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「箱庭図書館」を読みました

乙一さんの「箱庭図書館」を読みました。

箱庭図書館 (集英社文庫)

箱庭図書館 (集英社文庫)

  • 作者:乙一
  • 発売日: 2013/11/20
  • メディア: 文庫
 

これ、昔ハードカバーで買って何年も放置してて。ハードカバーは場所とるからと書庫整理した時に手放して、文庫で買い直してまたしばらく放置して。やっと…やっと読んだ…。積ん読にも程がある!

 

短編6つ入り。ひとつひとつのお話は趣きが違うのだけれど、繋がっているところは繋がっているので地続きのストーリーを読んだような感じも受ける。
町を舞台に、物語がちょっとずつ絡み合ってまとまって。タイトルに「箱庭」って入ってるのもしっくりきた。

 

なのになのに。
それぞれのお話の元ネタは別の人たち(素人さんのボツ作品らしい)から提供されていたなんて!
あとがきで知ってびっくり。

 

リメイクが並んでるだけだったらあまり何も感じなかったかも。違うお話の登場人物同士が繋がってるの、好きなんだよねー。愛着が湧いちゃうのです。