頭の中のあかない引き出し

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「私が見た未来 完全版」を読みました

たつき諒さんの「私が見た未来 完全版」を読みました。

3.11の大震災を夢で予知したと言われている漫画家さん。99年に発行され絶版になっていた「私が見た未来」の完全版が出るということで、飛びついた。

予知夢編、ミステリー漫画編の二部構成。第一部は、夢で見た予知や夢日記について。第二部は、過去の作品9編。

私は夢にとても興味があって夢日記もつけているので、第一部は本当に興味深く食い入るように読んだ。こんなに予知夢を見ていてすごい!

夢日記にイラストがたくさん使われていて、絵心のない私にはうらやましかった。私は文字でほぼ全部書くから内容が大作だととても時間がかかるし、文章だと説明しづらいこともある。絵が描けたらなあ、と改めて思った。

マンガの中でたつきさんが、「こういう予知夢を見るのは私だけではないと思う ただ覚えていないだけで皆 見てると思うな」と言っている。

私も過去に、なくしてしまったノートを気に病んで寝たらそのありかが夢に出てきて実際にそこから見つかったり、興味のないミュージシャンが夢に出てきて気になり始めたと思った矢先、その人が未成年女性に暴行したとTVで見たり、…というようなことがあった。ほかにも、夢で見たことと何となく一致することを翌日にTVで見かける、というのはよくある感じがする。

たつきさんの予知夢のパターンは、夢を見た日から○年後の同じ月日、というのが多かったので、試しに自分の夢日記を少し見てみた。

すると、祖母が亡くなる7年前の同じ日に、祖母が亡くなる夢をみていた。

それと、2003年には『関西で何か大変なことが起こって人がたくさん死んでしまい、それを加藤茶さんがメールで知らせてくれた』という夢をみていた。読んでいて志村けんさんが思い浮かんだので調べてみたら、17年後の同じ日に亡くなってた。だいぶ象徴的だけど、これも予知夢に入りますか??

○年後の同じ日パターン、私にもあるかもと思うと面白い。ほかにもあるか、ちゃんと読み返してみたいな。

そんなわけで、第一部はとても参考になったし、内容もすーごく面白かった。

その勢いで第二部も全部読んでしまったけど、こわかったーーー! 苦手なんですよホラーとかオカルト! 小説なら大丈夫なんだけど、漫画とか映像は苦手。ストーリーは面白かったからどんどん読んでしまったものの、今日もまだ思い返してはこわがってる。