「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を読みました
デボラ・インストールさんの「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を読みました。
主演ニノで「TANG」として映画化。予告のCMを観たら気になっちゃって。
序盤はちょっと退屈。翻訳物が久々で馴染みづらかったというのもあるかもしれないけれど、ベンもエイミーもあまり魅力ある人物には感じられず、タングもそれほど特別な存在に思えなかった。
でもベンとタングが目的のために旅を始めてからは、俄然、面白くなった。タングは健気でかわいいと思えるようになったし、ベンのこともタングの良き理解者として好感が持てるようになった。
後半は、タングがどうなるか気になって割と急いで読んでしまったかも。いろいろ展開があって楽しめた。
続編は別にいいかと思っていたんだけど、やっぱり読みたくなったな。いい終わり方ではあったけどあの後どうなっていくのか知りたいし、タングとベンのやり取りをまた見たい。ベンの脚に抱きつくタング、かわいいんだよねー。