「傲慢と善良」を読みました
辻村深月さんの「傲慢と善良」を読みました。
善良な人にも傲慢なところはあって、姑息な面やずるさも持ち合わせていて。打算もあるし、駆け引きもする。自分の心を保つために、そんな自分を無意識に正当化しながら善良に生きている。
私もそうだし、きっとみんなそうなんだと思う。それを丁寧に丁寧に文章にして突きつけられた感じ。
わかるわかる、と思いつつ、自分のイヤーなところを見せられている感じもしてちょっといたたまれない気持ちにもなったり。
面白かった。
最後の展開は、そういう感じになるものかしらー?とは思ったけど。