2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧
京極夏彦さんの「オジいサン」を読みました。 文庫版 オジいサン (角川文庫) 作者:京極 夏彦 KADOKAWA Amazon 面白かったー。72歳の益子徳一さんの日常。7日間のできごと。 日常も日常。ほとんど何も起こらない。せいぜいが数日前のことを頑張って思い出して…
住野よるさんの「麦本三歩の好きなもの」を読みました。 麦本三歩の好きなもの 第一集 (幻冬舎文庫) 作者:住野 よる 幻冬舎 Amazon が、途中でやめてしまいました。 三歩ちゃんのセリフが、ちょっとどうにも受け入れられなかった。「へぁいっ」「……ぬ」「ぐ…
知念実希人さんの「屋上のテロリスト」を読みました。 屋上のテロリスト (光文社文庫) 作者:知念 実希人 光文社 Amazon ポツダム宣言後、現実とは違った歴史を辿った日本のお話。 主人公は高校生の沙希と彰人。お互いに「君は〜」と呼び合うのが違和感あった…
道尾秀介さんの「N」を読みました。 N (集英社文芸単行本) 作者:道尾秀介 集英社 Amazon 章は6つ。これをどこから読んでも良いんだって! 各章の冒頭部分が最初に載っていて、そこを参考に自由に順番を決められる。読む人によって色が変わる物語にしたかっ…
知念実希人さんの「リアルフェイス」を読みました。 リアルフェイス (実業之日本社文庫) 作者:知念 実希人 実業之日本社 Amazon 知念さん、初読み。Twitterではよくお見かけするので、どんな作品を書くのかなーと気になって。 面白かった。お医者様の書くも…
北林一光さんの「ファントム・ピークス」を読みました。 ファントム・ピークス (角川文庫) 作者:北林 一光 KADOKAWA Amazon ダブルカバー。内側の方が好きだなあ。 山で起きる、不思議で恐ろしい事件。何の仕業でこんなことに?、と気になってどんどん読める…
湊かなえさんの「往復書簡」を読みました。 往復書簡 (幻冬舎文庫) 作者:湊 かなえ 幻冬舎 Amazon 長編かと思っていたら、違った。100ページほどのお話が3つと、8ページの締めくくり的なお話がひとつ。 最初の「十年後の卒業文集」は、それほど楽しめなかっ…