頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「八朔の雪 みをつくし料理帖」を読みました

髙田郁さんの「八朔の雪 みをつくし料理帖」を読みました。 八朔の雪―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-1 時代小説文庫) 作者:高田 郁 角川春樹事務所 Amazon 確かな舌と腕を持ちながらも、澪の料理人としての道は険しい。料理の面でも、境遇の面でも。ひ…

「悪いものが、来ませんように」を読みました

芦沢央さんの「悪いものが、来ませんように」を読みました。 悪いものが、来ませんように (角川文庫) 作者:芦沢 央 KADOKAWA Amazon とても面白かった。でもネタバレせずに感想を書くのが難しいな。 まだ前半、こんな風になるの唐突だな?という場面があった…

「ルビンの壺が割れた」を読みました

宿野かほるさんの「ルビンの壺が割れた」を読みました。 ルビンの壺が割れた(新潮文庫) 作者:宿野かほる 発売日: 2020/06/05 メディア: Kindle版 ネットで全文公開されて話題になっていたのを覚えてる。当時、気になりつつ読まなかったけれど。 170ページ…

「失はれる物語」を読みました

乙一さんの「失はれる物語」を読みました。 失はれる物語 (角川文庫) 作者:乙一 発売日: 2012/10/01 メディア: Kindle版 短編が8編。Calling You、失はれる物語、傷、手を握る泥棒の物語、しあわせは子猫のかたち、ボクの賢いパンツくん、マリアの指、ウソカ…

「億男」を読みました

川村元気さんの「億男」を読みました。 億男 (文春文庫) 作者:川村 元気 発売日: 2018/03/09 メディア: Kindle版 映画のTV予告を見た記憶が少しあって、何やらお金持ちになってウエーイってなるお話かなというイメージで読み始めた。 お金持ちになるというの…

「凸凹デイズ」を読みました

山本幸久さんの凸凹デイズを読みました。 凸凹デイズ (文春文庫 や 42-1) 作者:山本 幸久 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 凪海(ナミ)が働くデザイン事務所、「凹組(ボコぐみ)」をめぐる物語。 お仕事小説でもあり、『遅く訪れた青春』小説のよう…

「夜行観覧車」を読みました

湊かなえさんの「夜行観覧車」を読みました。 夜行観覧車 (双葉文庫) 作者:湊かなえ 発売日: 2020/06/08 メディア: Kindle版 私の中にある、『湊かなえさんの小説大体一気に読んじゃう説』が実証されつつある。今回もほぼノンストップで完走。 とにかく先が…

「殺戮にいたる病」を読みました

我孫子武丸さんの「殺戮にいたる病」を読みました。 新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫) 作者:我孫子武丸 発売日: 2017/11/10 メディア: Kindle版 オススメだという声をあちこちで見かけていたので、期待して読んだ。ハードル上がってたけど、それでも面白…

「隻眼の少女」を読みました

麻耶雄嵩さんの「隻眼の少女」を読みました。 隻眼の少女 作者:麻耶 雄嵩 発売日: 2013/05/10 メディア: Kindle版 うーーーん。 面白かった…のか? トリックや展開は面白かったと思う。 ただ、何だか読みにくくてねー。語り口が淡々としているし、同じような…

「ふたご」を読みました

藤崎彩織さんの「ふたご」を読みました。 ふたご 作者:藤崎 彩織(SEKAI NO OWARI) 発売日: 2017/10/28 メディア: 単行本 SEKAI NO OWARI の Saoriさんのデビュー作。お誘いが来てちょっと書いてみましたという感じなのかなと思ったら、まったくそんな感じし…