頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

2022-01-01から1年間の記事一覧

「蒼穹の昴 4」を読みました

浅田次郎さんの「蒼穹の昴 4」を読みました。 蒼穹の昴(4) (講談社文庫) 作者:浅田 次郎 講談社 Amazon 3まで読んだし続きも気になるから4も読みたい…とは思うものの、今までの感じからしてきっとどっぷりとは楽しめない。 そんなわけで、オススメしてくれた…

「蒼穹の昴 3」を読みました

浅田次郎さんの「蒼穹の昴 3」を読みました。 蒼穹の昴(3) (講談社文庫) 作者:浅田 次郎 講談社 Amazon かなり日数かけて読了。 面白いんだけど、のめりこんで楽しめないというか…やっぱり歴史っぽい話が苦手なのかな。 歴史の知識が浅すぎて、実在の人物が…

「夢幻花」を読みました

東野圭吾さんの「夢幻花」を読みました。 【第26回柴田錬三郎賞受賞作】 夢幻花(むげんばな) (PHP文芸文庫) 作者:東野 圭吾 PHP研究所 Amazon 軽く5年は積ん読しちゃってたんだけど、このたび読書ともだちに貸して先に読んでもらいまして。感想を言い合いた…

「蒼穹の昴 2」を読みました

浅田次郎さんの「蒼穹の昴 2」を読みました。 蒼穹の昴(2) (講談社文庫) 作者:浅田 次郎 講談社 Amazon 文秀は官吏として、春児は役者として、各々の道を歩み始めていく様子が描かれる。ほかの登場人物にもスポットが当たるので、飽きずに読めた。 西太后は…

「蒼穹の昴 1」を読みました

浅田次郎さんの「蒼穹の昴 1」を読みました。 蒼穹の昴(1) (講談社文庫) 作者:浅田次郎 講談社 Amazon 中国、清の時代のお話。糞拾いの仕事をして何とか生活している春児(チュンル)という十歳の少年は、白太太(パイタイタイ)という星読みの占い師から、…

「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を読みました

デボラ・インストールさんの「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を読みました。 ロボット・イン・ザ・ガーデン ロボット・イン・ザ・シリーズ (小学館文庫) 作者:デボラ・インストール 小学館 Amazon 主演ニノで「TANG」として映画化。予告のCMを観たら気にな…

「いけない」を読みました

道尾秀介さんの「いけない」を読みました。 いけない (文春文庫) 作者:道尾 秀介 文藝春秋 Amazon 今まで出会った道尾さんの本にはハズレがなかったから、今回も期待してたんだけど、それでもやっぱり面白いのよーすごいな。 まず、各章どれも面白かった。先…

「ジャッジメント」を読みました

小林由香さんの「ジャッジメント」を読みました。 ジャッジメント (双葉文庫) 作者:小林由香 双葉社 Amazon 舞台は20XX年。『復讐法』という法律が生まれた。犯罪者から受けた被害内容と同じことを、被害者または遺族などが合法的に刑罰として執行できるとい…

「運転者」を読みました

喜多川泰さんの「運転者 未来を変える過去からの使者」を読みました。 運転者 未来を変える過去からの使者 作者:喜多川泰 ディスカヴァー・トゥエンティワン Amazon 運をつかまえるということ、上機嫌でいること、この辺りはふむふむと思いながら読んでいた…

「塀の中の美容室」を読みました

桜井美奈さんの「塀の中の美容室」を読みました。 塀の中の美容室 (双葉文庫) 作者:桜井美奈 双葉社 Amazon 舞台は、刑務所の敷地内にある美容室。一般の人がお客さんとして行くことができる。美容師さんとして働いているのは受刑者で、刑期中に勉強をして資…

「ギフト」を読みました

原田マハさんの「ギフト」を読みました。 ギフト (ポプラ文庫 は 9-2) 作者:原田 マハ ポプラ社 Amazon 3〜4ページほどの短いお話がたくさん入ってた。恋愛、友情、家族、仕事。どれも最後にはいい展開になって終わる。ちょっとキレイ過ぎるかなって気もした…

「甘いお酒でうがい」を読みました

川嶋佳子さんの「甘いお酒でうがい」を読みました。 甘いお酒でうがい (単行本) 作者:川嶋佳子(シソンヌじろう) KADOKAWA Amazon 川嶋佳子さんて誰よと思ったら、シソンヌのじろうさんがコントで長年演じてきた女性なんだって。この本は、その川嶋佳子さん…

「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読みました

町田そのこさんの「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読みました。 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫) 作者:町田そのこ 新潮社 Amazon カメルーンの青い魚、夜空に泳ぐチョコレートグラミー、波間に浮かぶイエロー、溺れるスイミー、海になる、…

「悪徳の輪舞曲(ロンド)」を読みました

中山七里さんの「悪徳の輪舞曲」を読みました。 悪徳の輪舞曲 御子柴礼司 (講談社文庫) 作者:中山七里 講談社 Amazon 御子柴礼司シリーズ4作目。 今度の容疑者も驚きだった。試練だ。 今回ばかりは弁護にとっかかりがなく、ちっとも突破口を見つけられそうに…

「恩讐の鎮魂曲」を読みました

中山七里さんの「恩讐の鎮魂曲(レクイエム」を読みました。 恩讐の鎮魂曲 御子柴礼司 (講談社文庫) 作者:中山七里 講談社 Amazon 御子柴礼司シリーズ3作目。 今作も面白かったー。まさかあの人を弁護することになるなんて、と驚いた。なかなか御子柴の思惑…

「昨日の海は」を読みました

近藤史恵さんの「昨日の海は」を読みました。 昨日の海は 作者:近藤 史恵 PHP研究所 Amazon 四国の南側、海に面した「磯丿森」という小さな町が舞台。高校生の光介は田舎を退屈に感じ、大学では四国を出ようと考えている。 そんな光介の日々に訪れた、数々の…

「回転晩餐会」を読みました

一穂ミチさんの「回転晩餐会」を読みました。 スモールワールズ刊行記念〈特別ショートストーリー〉「回転晩餐会」 作者:一穂ミチ 講談社 Amazon スモールワールズ刊行記念〈特別ショートストーリー〉、だそう。 7ページちょっとのお話。でもこの短い中にも…

「スモールワールズ」を読みました

一穂ミチさんの「スモールワールズ」を読みました。 スモールワールズ 作者:一穂ミチ 講談社 Amazon ネオンテトラ、魔王の帰還、ピクニック、花うた、愛を適量、式日、の6篇。 これはねーー。好きだな。味わい深くてじわじわ心に残るストーリーばかり。展開…

「あの日、君は何をした」を読みました

まさきとしかさんの「あの日、君は何をした」を読みました。 あの日、君は何をした (小学館文庫) 作者:まさきとしか 小学館 Amazon 彼がどうして死ななくてはならなかったのか、あのとき何をしていたのか、気になってほとんど一気に読み終えた。 登場人物の…

「殺した夫が帰ってきました」を読みました

桜井美奈さんの「殺した夫が帰ってきました」を読みました。 殺した夫が帰ってきました (小学館文庫) 作者:桜井美奈 小学館 Amazon 5年前に夫を殺した茉菜。上京して仕事に忙しい日常を送っていたのに、ある日、死んだはずの夫が「ただいま」と帰ってくる。 …

「うつくしが丘の不幸の家」を読みました

町田そのこさんの「うつくしが丘の不幸の家」を読みました。 うつくしが丘の不幸の家 (創元文芸文庫) 作者:町田 そのこ 東京創元社 Amazon 「おわりの家」「ままごとの家」「さなぎの家」「夢喰いの家」「しあわせの家」、の5篇。 うつくしが丘という住宅地…

「天使の屍」を読みました

貫井徳郎さんの「天使の屍」を読みました。 天使の屍 (角川文庫) 作者:貫井 徳郎 KADOKAWA Amazon 中学2年生の息子「優馬」が、ある日突然、何の前触れもなく自殺してしまう。原因に心当たりがない父親の「青木」は、悲しみに暮れながらも、理由を知るため動…

「隠居すごろく」を読みました

西條奈加さんの「隠居すごろく」を読みました。 隠居すごろく (角川文庫) 作者:西條 奈加 KADOKAWA Amazon 糸問屋「嶋屋」の6代目主人を引退し、隠居生活を始めた徳兵衛。商いを離れ穏やかな日々を送るはずが、孫の千代太(8歳)がやってきては厄介事を持ち…

「追憶の夜想曲」を読みました

中山七里さんの「追憶の夜想曲(ノクターン)」を読みました。 追憶の夜想曲 御子柴礼司 (講談社文庫) 作者:中山七里 講談社 Amazon 御子柴礼司シリーズ2作目。 なんかねー。このシリーズやっぱり好きだな。淡々としているのに引き込まれる。 後半になっても…

「六人の嘘つきな大学生」を読みました

浅倉秋成さんの「六人の嘘つきな大学生」を読みました。 六人の嘘つきな大学生 (角川書店単行本) 作者:浅倉 秋成 KADOKAWA Amazon スピアリンクスという、今をときめく会社の就職試験。5千人以上の中から選ばれた6人が臨むことになるのは、最終選考だという…

「残月記」を読みました

小田雅久仁さんの「残月記」を読みました。 残月記 作者:小田雅久仁 双葉社 Amazon 「そして月がふりかえる」、「月景石」、「残月記」の3篇。 【そして月がふりかえる】ある時点から、自分が自分の認識する自分ではなくなってしまうという恐怖。自分がいつ…

「コンビニ人間」を読みました

村田沙耶香さんの「コンビニ人間」を読みました。 コンビニ人間 (文春文庫) 作者:村田 沙耶香 文藝春秋 Amazon 「殺人出産」を読んだ時に、このひとの作品は好きな気がするからもっと読みたいなと思ったんだけど、やっぱりそうだった。好き。 まず、恵子のこ…

「三千円の使いかた」を読みました

原田ひ香さんの「三千円の使いかた」を読みました。 三千円の使いかた (中公文庫) 作者:原田ひ香 中央公論新社 Amazon タイトルから、三千円のいろいろな使い道が出てくるのかなと思っていたけれど、これについてはそれほど多くは出てこなかった。 でも面白…

「螺旋の手術室」を読みました

知念実希人さんの「螺旋の手術室」を読みました。 螺旋の手術室 (新潮文庫) 作者:実希人, 知念 新潮社 Amazon 職場の先輩から、親子で読んでふたりともボロ泣きしたと聞いたので、別のを中断して先に読んでみた。 私は、泣かずに読み終えてしまった(笑)。…

「キミは宙のすべて」を読みました

能登山けいこさんの「キミは宙(そら)のすべて」を読みました。 キミは宙のすべて コミック 全8巻完結セット (ちゃおコミックス) 作者:能登山 けいこ 小学館 Amazon 全8巻。 少女マンガのあるあるを家族で話して盛り上がっていた時に、次女にオススメしても…