2001-01-01 七つの怖い扉 読書感想文 七つの怖い扉阿刀田 高 高橋 克彦 小池 真理子 乃南 アサおすすめ平均 粋を集めた作品集誰にでもお薦めしやすいコワーい短編集読み応え十分!有名作家が腕を奮った一冊お得♪Amazonで詳しく見る by G-Tools この本は、7人の作家が一編ずつ書いている短編集。 阿刀田高、小池真理子、鈴木光司、高橋克彦、乃南アサ、宮部みゆき、夢枕獏の7人。 私は怖い話がけっこう好き。 映像は苦手なんだけど、本なら平気。 想像力がないのかも(笑)。 でも霊だとか猟奇殺人みたいなものはあまり好きじゃなくて、日常の中の恐怖とか、心理的に怖いっていうのを読むのが好きなんだ。 この短編集は、私の好きではない方の話が多かったな。 霊だとか、殺した人がのりうつるみたいな内容が多かったよ。 乃南アサの「夕がすみ」という話が一番よかったかなって思う。 日常の中の怖い話で、寒くなるような怖さ。 鈴木光司の話は「リング」の続きにあたる話。 「リング」を読んでからもう随分たっているし、あまり面白く感じなかった。 リング未読の人にとってもそれほど楽しめる内容ではないかもって思ったよ。 短編集だからダーッと読めちゃうけど、読まなくてもいいかなぁという1冊でした。