2005-10-04 赤い薔薇ソースの伝説 読書感想文 赤い薔薇ソースの伝説ラウラ エスキヴェル Laura Esquivel 西村 英一郎 おすすめ平均 メキシコでベストセラーAmazonで詳しく見る by G-Tools 「チョコレート工場の秘密」の話をしていた時に、チョコレートつながりということで友人にオススメしてもらった本です。 事前に聞いていた通り、官能的だった。 でもいやらしいわけじゃない。 台所で産まれたティタの人生のお話。 どんな気持ちを抱えていても、ティタの側には、いつも台所とお料理がある。 美味しそうな料理がたくさん出てくるのだけれど、それがちゃんと物語にかかわっている。 彼女のさまざまな感情が料理に反映され、ちょっと不思議なことが起こったり。 でもちゃんとストーリー性があるし、先も気になるのでどんどん読んでしまった。 ラストはちょっと意外だったな。 だけど余韻がすごく残る終わり方で、読み終わった後もしばらく浸っちゃいました。