頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

クロイヌ家具店

クロイヌ家具店 (fukkan.com)

大海 赫
ブッキング
単行本
タイトルから、不思議な黒い犬が営む不思議な家具屋さんのお話かな〜とイメージしてたのだけど。 まったく違った。そういう楽しげなファンタジーではないの。 設定からして怪しさが漂っているし、怖さもある。 「ぼく」はある日、庭のシイの木にお気に入りの椅子をあげたのをきっかけに、新しい椅子を求め「クロイヌ家具店」へと出かけます。 さまざまな椅子が並ぶ中、「ぼく」は王さまの椅子に目を奪われる。 そこから考えられないような出来事が次々と起き、その後は徐々に恐ろしい展開に。 先が気になって、途中からはもっと早く読みたくてもどかしかったほど。 一応は児童書なんだと思うけど、こんなの小学生の時に読んだらインパクト強すぎるだろうな。 いや〜、でも面白いわ! 今知ったんだけど、続編が出ているみたい。読むぞー。