2011-09-30 殺人鬼フジコの衝動 読書感想文 殺人鬼フジコの衝動 (徳間文庫)作者:真梨幸子発売日: 2011/05/07メディア: 文庫序盤は読み進めるのを迷うくらい嫌な展開だったけれど、その後はフジコの生き様が気になったのでどんどん読めた。ラスト(あとがき)は想像の範囲と言えば範囲という感じで、帯にあったような『頭をガツンと殴られた衝撃』はなかったな。 面白かったけど、フジコの堕ちて行きっぷりがすごすぎてイマイチ感情移入ができなかったというか、フィクションだという感覚が強くなってしまったというか。読まないと後悔するって程ではなかったです、私にとっては。