頭の中のあかない引き出し

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純愛カウンセリング

純愛カウンセリング

岡村 靖幸
ぴあ
単行本
まさか岡村ちゃんが本を出すとは・・・。 今年は、今までの沈黙が嘘だったみたいにイロイロで嬉しい限りです。 この本は、『純愛とは何か?』をテーマに、岡村ちゃんが対談の旅をしていくという内容。 「ときメモ」のプロデューサーやゲイバーのママ、スワッピング嗜好を持つ夫婦や精神科医、さまざまな職業の人々と対談を繰り返していきます。 岡村ちゃんが話している(文字だけど・・・)様子が新鮮なのはもちろんですが、内容もまた新鮮で面白かった。 普段接点のない人たちばかりだから、『こんな風に考えてるんだ〜』とか思いながら読んでました。 そして、対談相手がみんな素敵な人に思えたなぁ。 例えば田原総一郎に対して、食わず嫌いというと変だけど、あまり知らないのにちょっと嫌悪感があったんです。 でもこれを読んだら好感が。 よく知りもしないで嫌ったらダメですね。 それから、対談の中で、いろいろな本からの抜粋が岡村ちゃんの口から飛び出してました。 それは対談相手が書いた本に限らずで、随分本を読んでるんだなあって思いました。 読み終わって、私の中で岡村ちゃんの魅力が更に増しました。 帯に「愛とエロスとFUNKの貴公子、純愛を語る」と書いてあったけど、まさに(笑)。 あ〜ん、ますます好きになっちゃったよーっ。 「岡村靖幸」を知らない人でも興味深く読める内容だと思いますので、是非!