小学校の頃に読んだ本。再読しました。
自分の家の電話から自分の家の電話番号にかけてみると、当然お話し中を知らせる「ツーツーツー」という音が鳴りますよね。
ところが、このお話では違うのですよ。
主人公の
「みどり」が、電話をかけるべき相手が見つからなくて何となくやってみたことでした。
お話し中の音で終わるはずだったのに、不思議なことが起こるんです。
読んだ当時は、すごく不思議でワクワクしつつも、ちょっと怖いような気分になったことを覚えています。
『ありそうでないけど、だけどもしかしてあるかも?』な不思議。
昔からこういうのが好きだったんだなあ、きっと。
いま読んでも楽しめました。
セリフの感じが小学生らしくない丁寧さなんだけど、「全
国学校
図書館協議会・選定図書」だということを考えれば納得かな?
先生への敬語の使い方とか、こういう本から知らず知らずに学んできたのかもしれないしね。