頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

私たちは繁殖しているピンク

私たちは繁殖しているピンク

内田 春菊
角川書店
2001/02
¥ 630
文庫
「イエロー」の続編。 同時に買ってたので続けて読みました。 産まれてちょっと経ってからのお話がメイン。 『こういう感じなのかあ』と思いながら読んでました。 いいなあ、私も絵が上手に描ければこんな風にあれこれ記録しておくのに。 流産や子宮外妊娠のことも描かれていたけど、息子がことばを覚えていく様子にページが多く割かれていたかなあ。 ことばについての部分はすごく興味深くって、自分が出産してしばらくしてからまた読み返したいなって思った。 鉄分の話は、なるほど!!でした。 「文庫版あとがき」では今回も怒っていたなあ。 3作目の「ブルー」でもそうなのかしら。 こういうところで文句をぶちまけてるのって、読んでてあまり気分のいいものじゃないなって思った。 けど二人目の出産がどんな感じが気になるし、きっとそのうち「ブルー」も買います。 (2005.10.3) 出産後、再読。 何度読んでも、言葉の出始めのとこは面白い。 まだ「ン」とか「ファ」とかしか言わない我が子ですが、来年にはちょいちょい喋っているんだろうな。 言葉を覚えていく様子をちゃんと見ていきたい。楽しみ。