定本育児の百科
赤ちゃんの様子、気をつけるべきこと、アドバイス、病気についてなどが、小児科医の視点から優しい目で書かれてます。
誕生前から始まって、月齢・年齢ごとに6歳まで。心強い味方という感じ。
この本は本当に良い！！
『〜〜だったら病気です』という記述だけでなく、『〜〜ということもあるけど心配は要らない』という説明が豊富。
アドバイスもまったく押し付けがましくなく、自分のやり方でいいんだなあと思わせてくれる。
いろいろな赤ちゃんがいるのだから一概に「これをやれ」とは言えない、とにかく親が子供をよく見ることだ、ということが重要視されてるの。
健診で嫌な思いをした後だけに、すごく心に沁みたわー。
著者の方が1998年に亡くなられているので、その後の改訂はなし。
なので内容的に古くなっている部分ももちろんあるのだけれど、とにかく優しい目できめ細かく書いてくれているという感じが伝わってくるので何か読んでてホッとするのです。見守ってもらってる気持ち。
この本ね、子供を産んだ作家さんが書いている本（日記や育児エッセイなど）を読んでいると、本当にしょっちゅう出てくるの。いずれも絶賛。
それで『また出てきた！』『こんなにいろんな人が良いって言うんなら・・・』と思ってどんどん気になっていったんでした。
新品で売ってなかったから中古で購入したのだけれど、買って正解！
たまひよの本とかも買ったけど、やっぱりこれがオススメだなぁ。新品が売ってないのが難点だけど。
これからも、何度も何度も読むと思う。
【2007.12.11追記】
本当に、何度も読んでます。
『突発疹』の項目を読んだ時には、あまりの詳しさに感動を覚えたほど。
詳しすぎてストーリー仕立てになっているのが面白かった。
2007/12/14に文庫版の発売が決定したようです！
『定本 育児の百科 上 5カ月まで』というタイトル。
元々が分厚い本なので上中下とかになるかもしれないけど、これで気軽に買えるようになるんだと思うと、もう持ってるのに何だか嬉しい気持ち。オススメです。
