頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「隻眼の少女」を読みました

麻耶雄嵩さんの「隻眼の少女」を読みました。

隻眼の少女

隻眼の少女

 

うーーーん。

面白かった…のか?


トリックや展開は面白かったと思う。

ただ、何だか読みにくくてねー。語り口が淡々としているし、同じような描写も多いしで、なかなか頭に入っていかなかった。

さすがに終盤はどんどん読めたのだけれど、それでもスピード感があまりなかったかな。没頭するところまでいかないまま、最後まで読んでしまった感じ。

みかげの口調が古くさいのは設定なのかなあ。それも入りこみづらかった要因かも。

クライマックスでは、小さなところだけれどいくつか疑問に感じる部分もあって、あまり気持ちよく終われなかった。

 


22ページ3行目
「これでいいかい」尋ねた。

(『と』がないのはわざと?)
42ページ15行目
きっと私を心配して来たくれたんでしょう

(来た→来て)