頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「リアルフェイス」を読みました

知念実希人さんの「リアルフェイス」を読みました。

知念さん、初読み。Twitterではよくお見かけするので、どんな作品を書くのかなーと気になって。

面白かった。お医者様の書くものだから難しいのかなと思ったらそんなことはなく、専門的な用語は出てくるものの、表現もわかりやすくてするする読めた。

柊先生は、気がつけば若い頃の三上博史さんのイメージで読んでいたなあ。

一章〜三章が単なるエピソードで終わらず、四章にも関わってきて嬉しくなった。幕間が不穏な雰囲気を醸し出していて、続きを早く知りたい気持ちが盛り立てられた。

後半、ちょっと予想がついちゃった部分もあったけれど、意外な展開もあったし、終わり方もよかった。

好きなテイストだったので、ほかの作品も読んでみたい。


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