頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「娘役」を読みました

中山可穂さんの「娘役」を読みました。

借り本。
三部作の2作目。

そこの業界とからめてくるとは、とまず驚いた。でも不思議と、宝塚と共通する部分があるんだよねー。対比が面白かった。

なかなかしっくりいかない演技やそんな時の心情にやきもきし、意外な配置をしてくる人事にハラハラし、そして片桐がどうなっていくのかというところも目が離せず、終始ちょっとドキドキしながら一気に読み終えた。

ラスト、何となくそうなるかなと思ってはいたけれど、実際にそうなって欲しくはなかった。かなしい。