「臨床真理(下)」を読みました
柚月裕子さんの「臨床真理(下)」を読みました。
真実がどんどん判明していくので、一気に読めた。
だいぶえげつない欲がからむ話だったけど、ここまでじゃないにしろ現実で似たようなことが起こっていないとは言い切れないな、と思った。
主人公が大変な目に遭うシーンがあるのだけれど、描写が生々しすぎてちょっと嫌気がさしてしまった。
下巻でもやっぱり美帆が突っ走るのでハラハラ。それヤバそうだから気付いてー!って思いながら読んでた。
後味が良い話ではないけれど、真相がきちんと全部わかって終わるのでスッキリ。
司が変な風に利用されないといいなと思ったり、栗原との関係はどうなるのかなと想像したりした。
後半、誤字脱字が多かった。その後、直っているのかなあ。
168ページ『さっきのおじさん見たいに →『さっきのおじさんみたいに
177ページ
性癖向き合って→性癖に向き合って
180ページ
強制するじゃない→強制するものじゃない