頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「億男」を読みました

川村元気さんの「億男」を読みました。

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

 

映画のTV予告を見た記憶が少しあって、何やらお金持ちになってウエーイってなるお話かなというイメージで読み始めた。

お金持ちになるというのは、まあタイトルからも想像通り。でもお金持ちになるまでの話はメインではなく、そこからの話。思ったより調子に乗ってもいなかった

お金とは何か。お金と幸せの答え。登場人物たちみんな、お金に翻弄されながら幸せの答えを探している。

セリフには、哲学っぽいものがちらほら。普通では経験することのない彼らの人生を通じて、普遍的な大切なことを伝えてくれている感じはある。
…のだけれど、わかったようなわからないような気持ちで読了(笑)。