頭の中のあかない引き出し

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チョコレート戦争

チョコレート戦争
4652005024大石 真

おすすめ平均
starsこんなエクレア食べてみたかった
stars私に読書の楽しさを教えてくれた思い出の一冊
starsチョコレート戦争はどう?

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小学校3年生の頃に読んだ本です。 覚えてないんだけど、表紙を開いたところにクラスと名前が書いてあったので。 更に裏表紙の内側には「12/31 ヨーカドーにて買う」と記してあったよ(笑)。 お誕生日プレゼントでもらったのかも? この頃から美味しそうなタイトルに弱かったのかもしれないなぁ。 内容をまったく覚えていなかったので再読しました。 チョコレートの国に迷い込んで戦争になるのかなーなんて思いながら読んだんだけど、見当違いでした。 舞台は、とある地方の小さな町。 ある事件から、小学生たちが洋菓子店と戦うことになるといった内容です。 高級洋菓子店が出てくるのだけれど、その描写は、読んだ当時ワクワクしただろうな。 小学3年生といったらケーキの種類なんてほとんど知らなかったし。 近所に小さなケーキ屋さんがあって、そこの「ガナッシュ」というケーキが大好きだったことを思い出しました。 おばあちゃんが遊びに来る時いつも買ってきてくれてたの。 そのケーキ屋さんがお引越しして後にパチンコの交換所になった時にはガックリしたものでした。 ・・・というのは余談ですが。 表紙に「全国学図書館協議会選定 必読図書」というシールが貼ってあるので、きっと小学生にはオススメな内容なのではないかと。 字も大きいしテンポも良いから読みやすいし。 深読みすれば『力に訴えずに勝つ方法もあるんだよ』というようなテーマも含まれているのかもしれないけれど、最後はなかなかスッキリ終わるし楽しめる本だと思います。