頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

ランドセルは魔女

前に読んだ本が読みづら過ぎて読書離れしてしまっていたのだけど、おともだちが楽しそうに読書する様子に触発されて復活。読みました。

大海さんの作品はいつも、ちょっと不思議でちょっとこわい。でも今回は、ちょっと不思議でだいぶこわい。おそろしい。児童書っぽい装丁だけれど、児童が読んだら絶句するかも。いじめの描写も相当えぐくてつらい。ストーリーは面白く、先が気になる展開なのでどんどん読めるけれど、その割に最後はちょっとあっさりだったかな。あと、私は蕾の性別を勘違いしていたとかなりの後半でわかり、びっくりでした。