頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「リビジョン」を読みました

法条遥さんの「リビジョン」を読みました。

シリーズ2作目。先が気になってどんどん読んでしまうんだけど、今作も何だか理解しきれないまま読み終えた感じ。

途中途中で、作者が顔を出すというか、『前にも書いたが』『話を霞たちに戻そう』というような書かれ方をしていて、何だかそのたびに現実に戻されてちょっと興醒めしてしまった。

鏡に関しては、急にルールが作られていくような感じ。後半の展開も何だか無理やりで、後からつけた理由で納得させられるようにしか思えなかった。置いてけぼりをくらったまま進む感じ。

「リライト」の内容も、出てはくるものの思ったほど関わってこず。リライトのお話はリライトの中だけで終わりなのかなー。

うーーーん。一気に読めたしつまらなくはないんだろうけど、読み終わった後の気持ちは『あんまり面白くなかったなー』だった。でも3作目も読んでみる。