頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「やまのめの六人」を読みました

原浩さんの「やまのめの六人」を読みました。

どんな話かまったく知らないまま読んだ。ホラー感もミステリー感もあって面白かった!

仕事を終えて車で移動していた登場人物たちは、土砂崩れに巻き込まれてしまった様子。そんな彼らは、避難した先でも恐ろしい目に遭ってしまう。
ハラハラするし、何だか怖いし、先がどうなるのか、何がどうなっているのか、ずっと緊張しながら読み進めた。

章ごとにスポットが当たる登場人物が変わるので、その都度、視点も変わる。
それもあってか、話が進んで行ってもなかなか真相がわからず全体像もクッキリしないので、中だるみなく最後まで夢中で読めた。

後半、ひとつの大きな真相がわかるのだけれど、更にその後も話が動くので油断できない。面白かった。
全部わかった上で読み返してみると、また楽しそう。少し確認しただけでも、なるほどなるほどとなった。