頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「おかえし」

今年から、小学校の読み聞かせに参加しています。

まだ数回の経験しかありませんが、先日1年生に読み聞かせした絵本がとても好評でうれしかったのでメモしておきます。

おかえし (こどものとも傑作集)

おかえし (こどものとも傑作集)

「おかえし」

何かをいただいたらお返しをするという習慣。日本人の美徳のような印象がありますが、度が過ぎると面白くなっちゃうねーというお話。キツネとタヌキが主人公です。

ページをめくって読み進める度に、「えーっ」「やばい!」など、きゃーきゃーと声が上がり、みんな楽しそうに聴いてくれていたのでこちらも気持ちよ〜く読めました!(笑)

読むのにかかる時間は約10分。少し長めなので、入学間もない1年生だともしかして飽きてしまうかも? 低学年までは喜んでくれそうな内容です。

我が家のサンタクロースシステムはこれで完成

クリスマスのプレゼントは、サンタクロースさんが持ってきてくれますよね。こどもたちはそれを信じてプレゼントを依頼し、サンタクロースさんはそれを察知してちゃんと届けてくれる。サンタさんの能力すごいデスネ。


でも本当は、何気ない調査、水面下での注文、目撃されないタイミングでの受け取り、時が来るまでの極秘保管、寝静まった後のラッピング、寝落ちしつつ夜中に起き出してのセッティング。けっこう大変ですよね。

それなのに、こどもたちの感謝はサンタさんだけに向かってしまう! つまらん!

そこで我が家では、『おとうさんとおかあさんがお願いすることでサンタさんが来てくれる。だから、おとうさんとおかあさんに感謝をしようではないか』システムを採用しています。
「サンタさんにお願いしてくれてありがとう」ってことです。

これは、実家からもプレゼントをもらえるという場合などにも有効です。直接プレゼントを手渡してもらってしまうと『あれ?じゃあサンタさんは?』となってしまう。かといって、サンタさんが持ってきてくれたんだねとなると、実家の親に対しての感謝が発生しない。そこでこの、『サンタさんにお願いしてくれてありがとう』システムが使えるのです。こどもたちは電話などで、「おじいちゃんおばあちゃん、サンタさんに頼んでくれてありがとう」とお礼が言えます。もちろんサンタさんにもありがとう、です。

夢を壊さず、みんながシアワセ。なかなか良い方法かなと思ってるんですが、どうでしょうか?


さて、続きまして、いつまでサンタさんでいればいいのか問題についてです。

我が子がいつまでサンタクロースを信じているのか、そしていつまでサンタクロースとしてプレゼントを置き続ければ良いのか、意外と悩む問題なのではないかと思います。

我が家では、サンタさんを信じている限りはずっとサンタさんが来てくれる、ということになっています。つまり、信じなくなった時点でサンタさんは来てくれなくなるということです。

12歳の甥っ子はまだ完全に信じているようですが、10歳の長女は去年の時点でうっすら疑い始め、今年はついに信じられなくなってきたことをカミングアウト。やはり、たった一晩で世界中のこどもたちにプレゼントを配るのはいくらサンタクロースでも無理なのではないかと思い至った模様。

というわけで、長女の元にはもうサンタさんは来てくれないことになりました。

「サンタさん来てくれなくなっちゃってかわいそうだから、今年からはおとうさんとおかあさんがプレゼントを買ってあげるね」と伝えてあります。長女は信じている演技を無理にしなくてもプレゼントがもらえますし、信じている次女のところには変わらずサンタさんがプレゼントを運んできてくれます。めでたしめでたし。


余談ですが、今日スーパーに行ったらクリスマスツリーが飾ってあって、お願いごとが書かれた紙がたくさんつるされていました。その中に、「今年こそ3DSをください」というものが。サンタさんにもいろいろ事情があるよね。ちょっと切なくなりました。

今年、買ってよかった物

お題その2「今年、買ってよかった物」

ブログ始めたばかりなのに既に書くことに困っていたら、ちょうどいいお題を発見。

だって、驚くことに、もう12月! 早く今年を振り返らないと。

ということで、今年のお買い物で一番良かった物を書きます。

それは、炎たこ。

イワタニのたこ焼き器です。

我が家のたこ焼き器の歴史は、

  • 合羽橋で買った鉄の型→鉄のだとおいしく焼けると聞いて買ってみるも、面倒で使わず。
  • 電気式その1→安かったので衝動買い。おうちで作るたこ焼きって美味しい♪ と気付いたものの、プレート部を外して洗えないので嫌になる。
  • 電気式その2→プレートが外れるものに買い換え。洗えてうれしいけど、ひっくり返すのにコツと時間が必要なのでだんだん不満が出てくる。

電気だと適温になるのにけっこう時間がかかるのよ。でも待ちきれず『もう大丈夫でしょ〜』って入れちゃって、『もういけるんじゃなーい?』ってついいじっちゃうから、なかなか上手にひっくり返せない。穴の場所によって熱さが違うので、焼き具合を見極める必要もある。

こんな感じ。
歴代3つのたこ焼き器を経て、我が家にやってきたのはガスのたこ焼き器でした!

これ、ホント良いのです。ガス(カセットコンロ)だから火力が強い。火力が強いから、表面があっという間に固まってくる。だからすぐにひっくり返せる。しかもつるんとキレイに!

これも穴の場所によって火力に少し差はあるのだけれど、こちらはそれで良いのです。全体的に火の通りが良いので、もし差がなかったら、後からひっくり返すたこ焼きが焦げてっちゃう。

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アツアツの、お店みたいなたこ焼きがどんどん焼けて、ほんとに楽しくてほんとにおいしいの。買った方がいいです。

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特別お題「2016年を買い物で振り返ろう」 sponsored by 三菱東京UFJ-VISAデビット

ムーミンボウルのサイズが絶妙

ケンタッキーフライドチキンムーミンキャンペーン2016。

なんと! 今年はムーミンボウルとな!

マグカップの時にはもう増やしたくないからとスルーできたけど、ボウルは気になる…。

KFCオリジナルデザイン、なかなかかわいい。使い勝手がいいサイズなら欲しい!

…と意気込むも、公式HPには大きさについての記載なし。

いろいろ調べたけれど、発売翌日でまだ購入したひとが少ないのか、直径しかわからなかった。

ダンナさんが考察してくれたところ、どうやらうちの食器棚には縦に4つ重ねても入りそうだということに。

で、買ってきました。

4人家族なので、迷わずコンプリートパック。

オリジナルチキン4ピースとポテトのSが2つ、それとムーミンボウル(スプーン付き)4種で4980円。

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うれしい!

絵柄の詳細などは他の方がどこかでアップしてくれていると思うので〜

ここではサイズを。

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直径は約11cm

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高さは約6cm

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4つ重ねると、約17cmでした!

厚みは、ティーマよりはやや薄いものの、割と安心できる触り心地。

ボウルと呼ぶには小ぶりだけれど、いろんな用途に使えそう。

我が家ではかなり活躍する予感! うぇーい!

偶然屋

偶然屋 (小学館文庫)

偶然屋 (小学館文庫)

「記憶屋」という本を読んだ時に、『〜屋』つながりでオススメしてもらった作品。

序盤の感じから、日常のちょっとした事件を解決する1話完結ほんわかモノかと思いきや、意外にもえぐい展開に。軽く読むつもりがどっぷりハマってしまった。だって、「悪の教典」や「幻夜」に通じるような感じがあるんだもん。ぞわりとして面白かった。時系列を整理して考える面白さもあった。錦糸町の描写も楽しめた。

まだ続きそうな気配があったので期待。クロエのことなど、もう少し知りたい。それにしても、図書館で借りると焦りながら読んでしまうー。

美亜へ贈る真珠 梶尾真治短篇傑作選 ロマンチック篇

短篇7つ、どれも面白い。後半の3つが特に好き。

先日読んだ「ぼくは明日〜」が、こちらに収録の「時尼に〜」の劣化コピーだという声を聞き、読んでみた。たしかに基本の設定は同じ。こちらの方が、こまかい設定も含めSFっぽい。淡々とした文章だけれど描写は丁寧で、読後も後を引く。壮大な環に思いを馳せてしまう。あちらは恋愛に重きが置かれていて、気持ちの動きが大切に描かれている感じ。設定は同じでも方向性は違って、どちらも面白かったしどちらも好き。設定をマネしていたとしても、「オマージュ」でいいんじゃないかな。

去年の冬、君と別れ

去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)

前知識無しで読んだので、一体どういう方向に行く話なのだろう?とずっと不安な気持ちのまま読み進めていた。後半でやっといろいろ回収され、不可解だった部分はスッキリしたものの、意味はわかるけどあまり理解できないというようなお話だった。

心の動きや真の欲望についての描かれ方は、哲学のようでもあり難しかったけれど、ところどころ『ああ わかるなあ』という部分があった。綿密に組み立てられたストーリー展開だと感じた。徐々に謎がクリアになっていき、考えながら読むのが楽しかった。でも、好みではないかな。