頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

彼女が死んだ夜

彼女が死んだ夜
西澤 保彦

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泣ける

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大学生の「ハコちゃん」は、厳しい両親のおかげで門限は六時。 その両親を苦労して説得し、留学という名目でアメリカへの旅行を決めたのだけど・・・。 出発前夜、両親が急なお通夜で出かけている隙に、ハコちゃんは壮行会へ出席。 23時過ぎ、家に帰ってみるとそこには見知らぬ女性の死体があったのでした。 これが事件の始まり。 困り果てたハコちゃんは同じ大学の「ガンタ」を呼び出し、とんでもない提案をするのです。 そしていつの間にか「ボアン先輩」や「タック」も巻き込まれて・・・というような展開。 犯人は誰なのか、そして殺されていたのは誰なのか? タックたちは、それぞれ思いつくまま推理を展開していきます。 だんだんと真相に近付いていくんだけど、先が気になること気になること。 『どうなるの?どういうこと?』とか思いながら無心に読んでしまいました。 「そうだったのか!」に続く「そうだったのか!」な展開ですごく面白かった。 でも、最後はちょっとやりきれないっていう気持ちが残ったかなぁ。