頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

私たちは繁殖しているイエロー

10年近く前に友人から単行本を借りて読んだのが最初。 妊娠を機に文庫で購入しました。 再読とは言え、内容はほぼ完璧に忘れちゃってました。 新鮮に読めたし、やっぱり以前よりも楽しめたかも。 あちこちに「このマンガはフィクションだから真似しないように」とかって書いてあるものの、半分くらいはホントかな?って思うと興味深い。 ほえ〜と思うような豆知識も出てきて面白かったです。 妊婦生活も育児も、今まで見聞きしてきたようなやり方とは違ってる。 育児書の内容とか言い伝え、ジンクスとかなんてまーったく関係ないよーやりたいようにやるわーっていう感じが良かったなあ。 私自身がここまで奔放に開けっぴろげに出来るかと言ったらきっと出来ないんだけど、ちっちゃいことは気にせず楽しくやっていけたらいいなあって思いました。 あと文庫版には「文庫版あとがき」っていうのが付いているのだけど、これはその後の裏事情とかも書かれていて愚痴っぽい雰囲気。 悔しいことがたくさんあったんだろうなあ。 こういうのはあまり読みたくはないけど。 途中に挟まれてるコラムの口調も、あんまり好きではないです個人的には。 (2005.10.3) 【再読】 出産後にまた読んでみました。 ますます面白かった。 ひとり笑いの表情とか、泣く寸前の顔とか、ほんとそのままなんだもん。 思わず笑ってしまったくらい。 そして最後の、寝ないで泣く理由のとこ、今こそ『おおっ』と納得でした。