頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

設定でもう勝利だと思う。理解した時には驚いたし、読了後そのまま読み返した。

この時の気持ちはどうだったのか、この後はどう過ごしていくのか、などいろいろ想像して長いこと余韻に浸ってしまった。一番いい時期に、彼女がつらすぎないだろうか。切ないにも程がある。でももしかしたら、私でも、幸せをあげることを最優先に考えるのかもしれない。

『ん?』と思う部分はあったし、文章の今っぽくて軽い部分もやや気になったけれど、読後の余韻で大満足。とは言え、設定模倣疑惑があるようなので、元と言われている作品も読んでみます!