村山早紀さんの「コンビニたそがれ堂」を読みました。
ですます調の穏やかな文体、わかりやすい表現、優しい展開。児童書みたいだなーと思いながら読んでいたら、あとがきを見て納得。元は児童書だったんだね。
設定は完全にファンタジーだけれど、ことばの力や想いの強さは現実で感じるものと同じ。そして、現実もみんなこうだったらいいなと思ってしまうほど、優しいお話だった。あまりのあたたかさと切なさに、何度かグッと来て涙腺ゆるんじゃったよ。
「桜の声」が一番好き。
余談ですが。
中古で買ったけど、 開いてみたらサイン本だった! 私が大事にすることにします。