頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

幻想郵便局

幻想郵便局 (講談社文庫)

幻想郵便局 (講談社文庫)

タイトルと、表紙のイラストと、『生きることの意味をユーモラスに教えてくれる癒し小説』という裏表紙の説明。これらから完全にほんわかした内容をイメージして読み始めたら、そうじゃなかった。ファンタジーでホラーでミステリーもあるよ、という感じ。あちこち怖くてゾクッとした。
でも読後、たしかに癒された感覚も残る。心が届く様子に、何度となく優しい気持ちになった。さむくなったりあったかくなったり。面白かった。それと小池さん似と描写があった青木さんは、なぜか私の脳内ではずっとミッツさんだった(笑)。