頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

記憶屋

記憶屋 (角川ホラー文庫)

記憶屋 (角川ホラー文庫)

いやーこういうの好きだわーーー。タイトル買い。角川ホラー文庫すっごく久しぶりだからどうだろうと思ったけど、面白かった。

ホラーといっても、そこはかとないおそろしさ。でもじわじわ来る。たまらん!そして切ない。みんな自信なんかなくて、それでもその時の精一杯で考えて決断をしているのがよくわかった。何が正解かは、わからない。それは記憶屋にも。
自分だったらどうするかなどと考えさせられる面もありつつ、物語としての展開も好みだった。次は願いが叶うといいなと思う。