「ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き」を読みました
NetGalleyで、樋口直哉さんのレシピ本「ぼくのおいしいは3でつくる 新しい献立の手引き」を読ませてもらいました。
2月14日発売予定です。
食材や盛りつけ、配色、献立などが、「3」をキーワードにしていろいろ解説されている。
タイトルの「3」に惹かれて読んだものの、正直、3とかどうでも良くなるくらい素敵な本だった。
「ぼくが目指しているのは普通の料理の最新バージョン。いつもより少しだけ手間かもしれませんが、味は保証します」というコメントがあるんだけど、まさにそういうレシピばかりの本。
おひたしもサラダもハンバーグも作ってみたくなった。たしかに、ちょっと工夫がある分、いつもよりほんの少しだけ時間はかかるかも。でも見ただけでやる気が失せるほどの手間ではないし、説明を読むと『これ絶対おいしいだろうなー』と想像がつくのでやってみたくなる。
でね、ポイントと思われるところには赤線が引いてあるんだけど、そこ以外にもコツとかポイントとか何気なく散りばめられてるの。しかもたくさん。レタスの話とか、冷凍ポテトの話とか、こんないろいろ教えてもらっちゃっていいんですか!? と言いたいくらい。
そして手順やポイントひとつとっても、ちゃんと理由を教えてくれているから、読んでいてワクワクした。献立についての文章も楽しめた。
結果、私はこのレシピの本を、作り方まで含めてひと文字残らず全部読んだ。読んじゃった。レシピの本を丸ごと読むってなかなかないよね!? 少なくとも私は初めて。
面白かった。作りたいレシピ多かった。文章も内容も優しくて、寄り添ってくれる感じした。コツもたくさん手に入れた。何しろ全部読んだので、満足感もすごい(笑)。
アップデートされたわー、私。