頭の中のあかない引き出し

毎日ちょっぴりシアワセを

「できない相談」を読みました

森絵都さんの「できない相談」を読みました。

短い物語38篇。文庫版には書き下ろしも2篇入っててちょっとお得(笑)。

生活していく上でどうしてもこだわってしまうこと、どうしても許せないこと、気になってしまうこと。主人公たちはそれぞれそんな何かを持っている。
わかるわーというものもあるし、わからないけど共感できるものもある。大抵はこだわり過ぎて間が抜けた結果になっているので、心の中でニヤリと悪い笑いを浮かべてしまう。好みのテイスト。

ひとつひとつ短いからテンポ良くすぐに読めるし、飽きずに楽しめた。

中でも好きなのは、「島田祐一」、「スモールトーク」、「ヒデちゃんの当たり棒」、「時が流してくれないもの」、「書かされる立場」、「コンビニの母」、「指名はしません」。


207ページ
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